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この街をつくるのは、私たち市民です。

金沢の街は、2015年に北陸新幹線が開通して以降、観光客数が年間1千万人を超えるようになりました。市内の主要19か所の観光施設は、2014年から2015年にかけて1.5倍の観光客が訪れております。交流人口の増加は大きな経済効果を生み、街を活性化させるという点では良いことです。しかし、目先の利益だけを追求するようではいけません。金沢は、コンテンツで集客する観光都市ではなく「文化」という普遍的な価値が人々を引き付ける文化都市であるべきです。

金沢には伝統工芸、伝統芸能、食文化など、本物の伝統文化があります。しかし、それらの文化を支えている旦那衆や数寄者と呼ばれる人たちが減っていることや後継者不足により、今後金沢のアイデンティティともいえる伝統文化が衰退してしまう懸念があります。私たち青年世代が未来を見据えてこの問題に取り組まなければなりません。

金沢青年会議所メンバーは、同じ志を持つ仲間たちと共に、金沢を理想の街とするために挑戦を続けています。そしてその挑戦を通じて自己が成長することを目指しています。

今の時代を生きる私たちには、この素晴らしい唯一無二の街をさらに磨き、次代へ継承していく責任があります。大切なのは、成功させることより挑戦すること。青年らしさを持って未来への挑戦を続けることであります。

20年後、30年後に金沢を支えているのは誰でしょうか。きっと誰かが支えていることでしょう。その誰かは私たちでありたいし、そうでなければなりません。誰かがやってくれるだろうという考えでは、この街は衰退してしまいます。私たちは、この街の400年の歴史に責任を持ち、この街をさらに良くしていかなければなりません。

自己の成長こそが金沢の発展に繋がると信じて、共に挑戦しましょう。文化都市金沢の未来のために。

公益社団法人金沢青年会議所
2018年度 第66代理事長福光 太一郎