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座談会なう。「JCI金沢会議2017 成果と課題」

JCI金沢会議2017 「成果」と「課題」

現役JCメンバーがトークする座談会なう。
今回は2月17日~2月19日まで行われたJCI金沢会議2017で主幹をした金沢JCの中でも中心を担ったメンバーに語っていただきました。

JCI金沢会議とは何ですか?

小杉
JCI(国際青年会議所)が主催するアジア太平洋地域の各国JCの会頭が集う国際会議です。昨年からはじまり今年は2年目になります。
小杉
期間中は各国会頭会議やセミナーを通してUN SDGsの認知向上や推進をします。また、国際会議らしく各国JCの会頭をもてなすパーティなどが行われます。

UN SDGsとは何ですか?

小杉
国連が採択し、全世界が2030年に向けて目指す「世界を変えるための17の目標」です。JCIは2016年からその中の「安全な水とトイレを世界中に」を推進しています。
西江

西江
JCIの中でも特に日本JCが先進的に取り組んでいて、「JCI JAPAN SMILE by WATER」というキャンペーンをやっています。この活動を世界のJCに広げる必要がある。
小杉
そのためのJCI金沢会議です。

金沢JCはJCI金沢会議にどう関わっていますか?

小杉
金沢JCは開催地のJCとして中心的に関わっています。会場の手配、会議やパーティの設営、参加者のアテンド業務、JCIや日本JCとの連絡調整などすべてです。
西江
さらに金沢JC主催で一般の方にもUN SDGsを知ってもらうために市民向けのフォーラムを開催しました。
柏野
JCI金沢会議をきっかけに知ってもらいたかった。
飯田
全国、そして世界から沢山のJCメンバーが参加するこの大きな会議が金沢で2020年まで5年間も開催されるのはおどろきですね。

今年で2年目の開催ですが、どう変わりましたか?

小杉
昨年はとにかく開催をすることで精いっぱいだったと聞いています。今年は内容の更なる充実、規模の拡大、市民への認知を目指しました。
寄田
広報面では昨年よりも多くのメディアに取材をしてもらいました。
西江
寛仁親王妃信子さまにお成りいただいたのはすごく大きい。
柏野

柏野
金沢JC主催のフォーラムでは沢山の市民の方に参加してもらうことができました。
小杉
市民の方にJCI JAPAN SMILE by WATERを知ってもらおうと、期間中に街頭募金をやりました。各所でやりましたがやっぱり金沢駅が人通りが多くて効果的でしたね。
柏野
もてなしドームに巨大なタペストリーを設置したのがよかったですね。多くの人に見ていただきました。
西江
東急ハンズとタイアップして期間中に金沢の東急ハンズでエシカルフェアをやりました。UN SDGsと絡めて、東急ハンズがJCI金沢会議の宣伝もしてくれました。今年は試験的にやりましたがタイアップは今後はもっと可能性があると思います。

金沢JCが主催したフォーラムについて教えてください。

西江
3本のフォーラムを開催しました。1つは寛仁親王妃信子さまの記念講演です。入場有料のチャリティー講演でしたが満席になりました。
小杉
信子さまは金沢の伝統文化にも造詣が深い方で、参加者はとても貴重なお話が聞けたと思います。
杉浦

杉浦
セキュリティを厳重にしたせいもあって受付のスタッフは大変でした。受付が行列になってテンパってしまいました。
寄田
でも一番人気は戦場カメラマンでしたよね。
一同
あれは面白かった!
西江
戦場カメラマンの渡部陽一さんに「世界からのメッセージ」というテーマで講演してもらいました。
杉浦
僕の友達もみんな行きたいって言ってくれてました。
飯田
ジェスチャーが大きくて舞台を所狭しと動いていた。あとテレビで見るままの喋り方でした。
西江
話の内容は真面目なのにあの声と動きでみんな引き込まれてました。
杉浦
とても親しみやすかった。3つ目のフォーラムはどうでした?
西江
3つ目は「地方都市から発信するUN SDGs達成に向けた取り組み」と題してUN SDGsの企業目線での取り組みについてパネルディスカッションをしました。
寄田
僕のまわりからは内容が難しかったという声も聞こえましたが・・・。
西江
確かにそれはありましたね。どちらかというと経営者向けの内容だからというのもあります。経営者団体に広報をかけるなどの工夫をすべきだったというのが反省点ですね。
小杉
UN SDGsへの地元企業の具体的取組みがよくわかる内容でした。もっとわかりやすく市内の企業に広く伝えたいですね。

国際会議ならでの苦労などはありましたか?

小杉
海外の方への食事提供にはアレルギーやハラール・ベジタリアンの対応があったのでとても気を使いました。
西江
いろんな国の人がいてそれぞれの文化がありますからね。
小杉
あと、全ての資料を英訳する必要があったので苦労しました。
柏野
それだけ大きな国際イベントだったってことですよね。

運営に携わることで海外からのゲストと交流できましたか?

飯田
アテンド業務をする中で交流することができました。最初はうまく伝わらず悔しい思いもしましたががんばりました。
柏野
僕は語学はできませんが海外の方は皆フレンドリーでした。スマホの翻訳機能で話しかけてくる人もいて、アテンドをしていたら、これからどこに行くかをiPhoneに聞かれました。

金沢JCに入会してまだ日の浅いメンバーにとっては実際に携わってどうでしたか?

寄田

寄田
初めてJCで外部の人に向けた事業に携わりました。日本JCや海外からの参加者、企業の人とも一緒に事業をやる中で、あっJCってやっぱり力のある団体なんだなっていうのは思い知ったというか勉強になりました。
飯田

飯田
JCI金沢会議は普段の社業と全然違う仕事をするわけじゃないですか。海外の人をいっぱい載せた車を運転するとか、ホント3日間非現実的だったんです。期間中はその事で頭がいっぱいで、4日目の朝、あっ今はもう考える必要ないんだってハッとして、それぐらい集中してたなって思いましたね。
杉浦
JCI金沢会議は来てくれた人たちのための学びの場だったけど、ここにいるメンバーが一番学べたと思います。

今後、UN SDGsとJCI金沢会議はどうなっていきますか?

柏野
UN SDGsはまだまだ認知されていない。あらゆる機会を使って広めていきたい。
小杉
まずは金沢JCメンバーにUN SDGsの根本的な思想について、シンプルに伝えていきたいと考えています。
西江
来年はもっといいJCI金沢会議になってほしい。金沢JCでは今年もう1回フォーラムを開催します。まだ実現できるかわからないけれど、他の企業団体や市民を巻き込んで毎年の目標を立てる。それを金沢JCが主体となって推進、検証していきたい。金沢の企業がみなUN SDGsに取り組んでいる。それだけで国際都市KANAZAWAになっていくと思う。
小杉

小杉
文化や歴史などピュアジャパンと言える魅力があり、水、食べ物、海、山といったUN SDGsのよさがたくさんあるこの町がUN SDGsのリーダーとなることで「金沢はUN SDGsのまち」と言われるようになりたい。
柏野
そのために町全体でUN SDGsに取り組むことにどんな意味があるのか、共感できるような伝え方をしていかなくてはいけない。
小杉
JCI金沢会議は2020年まで毎年開催、来年はさらに市民の方を巻き込んだ国際会議にすることでUN SDGsを強く推進していきたい。僕は今年でJCを卒業するけれどJCI金沢会議とUN SDGsへの協力は今後も続けます。

夢の広がる熱いお話をありがとうございました!