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現役JCメンバーがトークする委員会別座談会。
第三弾は国際都市創造委員会の皆さまに今月末から4月にかけて実施される
金沢会議について熱く語っていただきました。

JCって、何?

JC=青年会議所。
どんな青年が集まり、どんな思いで活動しているんだろう。

国際都市創造委員会。先月座談会にいらっしゃっていただいたJCI世界会議検証委員会と同じく今年度から新設された委員会ですよね。主にどのようなことを目的として設立された委員会なのでしょうか。

高桑
はい。金沢はユネスコが創設した創造都市ネットワークのクラフト部門に認定されているとおり、特に”手仕事のまち”としてすでに国際的に認識されていますが、さらにもっと金沢の街を国際的に発展させていこうというのがこの委員会のミッションです。
新谷
今、金沢は急速に国際化されていますよね。特に北陸新幹線が整備され都心からのアクセスが簡単になったことも大きいですね。国際的な雑誌などでも北陸地方自体が観光地として取り上げられて認知度が上がってきていますし、実際に多くの外国人がいらっしゃっていることは皆さんも肌で感じているのではないでしょうか。
高桑
今この機会をしっかりと捉えて、金沢をさらに国際都市として発展させていくこと。これを行っていくのがミッションですね。そのなか一つの取り組みとして今年度は”JCI金沢会議”を開催します。

「JCI金沢会議」ですか。名前からして金沢と強く関連する会議かと思いますが、どのような内容なのですか?

高桑
実はこれは国連の活動と関連しているんです。国連は2015年までに達成すべき目標として極度の貧困と飢餓の撲滅など8つの項目を挙げて、これをミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)として活動をしていました。この開発目標が2015年までということで一段落して、2016年、今年からはMDGsを引き継ぐ形で持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)という活動がはじまっています。この活動に国際青年会議所(JCI)が一緒に取り組んでいるんです。JCIの中に日本青年会議所があり、その中に金沢青年会議所があります。つまり金沢青年会議所の大本のJCIがこの活動に参加しているのでもちろんこの活動に参加しましょうということなんですね。
宮田
昨年度、金沢でJCI世界会議が行われたことは皆さんもご存じかと思いますが、この国連の活動にJCIが一緒になって取り組んでいきましょうという宣言を世界会議で採択したんです。これはJCI全体の話になるのですが、採択された場所の名前を取って「金沢宣言」と呼ばれています。この取り組みの中で今後どのような活動をしていくのかと、これまでの進捗を確認するための会議がJCI金沢会議なんです。

なるほど、金沢で採択された内容を確認するために、採択された金沢で確認のための会議を開くのですね。その2重とも言える意味合いから「JCI金沢会議」と。今年は具体的にどのような活動を行うんですか?

宮田
金沢宣言はJCIがSDGsにコミットしますよと決めたもので、日本青年会議所は17個の開発目標のうちの6番目「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」に取り組みます。金沢独自の運動としては3つあって、一つ目は金沢市企業局さんとコラボして、毎年1万人も見学者が訪れる浄水場でSDGsの認知のための活動を行います。1万人のうち4000人が金沢市内の小学4年生で社会科見学でということなのですが、ここでSDGsのムービーの放映を行っていただく予定です。小さい子供達にこのような活動について知ってもらうのはとても重要な事だと思っています。2つめの取り組みは、金沢市との協力でふるさと納税の一部を寄付していただくというもの、3つめは、アクアクララさんと協力して水ボトルにSDGsのマークを入れていただき、ボトル1本に付き数円の寄付金をいただきます。販売による収益の一部をJCIが実施している、JCI JAPAN SMILE by Waterキャンペーンというバングラディシュとインドへの水タンクの提供だったり、浄水剤の購入のための活動に寄付します。企業と行政と協力して、世界貢献を行っていくと言うことになります。この3本柱に加えて直接的な募金活動も行います。

金沢市民も簡単に世界貢献に参加出来ると言うことですね。

西野
はい、一番大事なのはSDGsをみなさんに知ってもらうということです。だから、JCI金沢会議はある意味ツールの一つですね。先ほど高桑委員長からもありましたが、この委員会の目標は金沢をもっと国際化することが目的なので、JCI金沢会議を実施することがゴールでは無いんですよ。
新谷
とはいえ、まずはJCI金沢会議に皆さんにきてもらって、国際協力への意識を高めていただくことがとっても大事です。そこで、記念フォーラムに紺野美沙子さんをお招きして、国際協力の必要性を訴えていただきます。フォーラムは4月2日14時から金沢文化ホールで行われますので皆様是非ご参加ください!
高桑
国連開発計画の駐日代表の近藤哲生さんと紺野美沙子さんとの対談も予定しています。SDGsの詳細は近藤さんにお話しいただき、紺野さんからは市民目線での質問をしていただきますので、簡単に内容を理解してもらえると思います。
宮田
JCI金沢会議の会場であるとか、その他のJC関連のイベントでも募金を集めようと考えています。またこの活動にご賛同いただけるお店の店頭などにも募金箱を置きますので是非ご協力いただけるようお願いします。ただ、重要なのは「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」に貢献できるような仕組みを作ることです。3つの取り組みを数年続けられるような形にもっていけたらいいなと思っています。

JC全体について

全く違う職種の人が集まって、普段の仕事とは全く違うことをしているわけですよね。国際都市創造委員会として活動してわずか三ヶ月ほどですが、皆様新しい発見はありましたか?

新谷
宮田担当理事の補助をする中で、やったことがないことをたくさんやらせてもらっていますね。仕事で企業局さんに行くにもいつもはイベントのお願いだったり、設営のお願いだったりだけれど、募金や認知のお願いなんかは通常の業務と全く違うからこの仕事自体がおもしろい。JCI金沢会議は日本青年会議所の活動なので、日本青年会議所で議論するための議案を作るお手伝いもさせていただいたのですけれど、これもおもしろかった!自分の中で想像力を働かせるわけじゃ無いですか。要は何もないところから、最終的にできあがる結果を想像しながら、一つ一つ部品を積み上げていく作業で、こういうのはやっていていやではなかったです。
一同
えー?議案をつくるのがおもしろかった?誰かに言わされてない?(笑)。
新谷
いやいや本心ですよ(笑)。それにこの委員会に配属されなければ、MDGsやSDGsのことなんてこんなに深く知り得なかったと思う。偉い人に説明にきていただいたとしても、申し訳ないですけれどそこまで興味をもったかといったらそんなことはなかっただろうなと思う。
宮田
僕の仕事は属人的で、お客さんのところで税務相談に一人で対応することが多いのだけれど、JCI金沢会議をするといったら僕以外の人がたくさんいて、そしてイベントのプロもいて、それで交渉だとか設営だとか仕事と関係ないことをしないといけないんですよね。委員会にいるイベント関連のプロがいると、相手方もこちらも対等に話ができるんだなって緊張して、しっかり聞いてくれることもわかるし、すごい提案も出てきたりするんですよね。こういったことは自分一人の知識では出来ないけれど、みんなのスキルが高いからこそでてくることなんですよね。いつも仕事だと自分でやってしまうのだけれど人にお願いするとすごいことが出てくるので「ポテンシャル高いな、金沢青年会議所」と思いますね。これを自社でも実践しなくちゃというところも勉強になった。でもその分だけ自分もやらなきゃってプレッシャーは感じますけれどね。

前回の座談会で世界会議検証委員会の不破委員長が話されていた中にこんな内容がありました。いろんな異業種交流会があるなかで、青年会議所メンバーは個々の能力が高い。だからお願いしたことに対する結果のクオリティが十分でなかったときは自分がしっかりやることを伝えきれていなと体感されているって。宮田担当理事はどう思われますか?

宮田
本当にそう思う。伝わらない時は自分のイメージが漠然としすぎていてなかなかわかってもらえないというのもあるだろうし、僕も素人なのでどこまで伝えなければいけないのかというところもわからなくて委員長に助言をもらったり。相談しやすい相手がいるのはありがたいことですよね。

西野ご卒業生にお伺いしたいのですが、JCメンバーのやる気ってどこから来ていると思いますか?毎月開催されている例会100%出席なんて他の団体じゃなかなかあり得なくて、7−8割がいいところですよね。

西野
入る前はやりたくなかったけど、入ってからは楽しいと感じるよね。やっぱり人とのつながりだから何をやっているかも大事だけど、そこに集まっている人が頑張ってやっているというのをみて自分もやらないと駆り立てられて、それでやっている中で楽しいと思っていくんじゃないかな。それにJCが嫌いだけど断れなくて入会した人の方が時間がたつにつれてかえって活動にのめり込む印象もあるよね。
高桑
手を抜いたら絶対楽しくないよね。がっつりやるから楽しい。それとこれだけたくさんのメンバーがいるとそれぞれの取り組み方が全く違っていておもしろいよね。馬鹿真面目にやる人もいれば要領よくやっている人もいて、それをみているだけで勉強になる。

みなさん忙しいかたばかりだと思うんですけれど、仕事との両立というか、特に多忙な時期にどうやって仕事とのバランスをとってるんですか?

西野
仕事に直接つながっているところもあるから会社からはあまり強くは言われないかな。JCは夕方からの事が多いから朝早く職場に行って仕事を片付けたり。やっぱりどう時間を作り出すかだよね。
高桑
義父の職場に入って、最初は営業の経験も無いし知識も無いしで全く自信がなかったんだけれどJCにはいって色んな人と知り合う中で、なかなか俺も行けるなっておもって自信がついたよね(笑)。

でも絶対に外せない仕事ってあるじゃないですか。そういった仕事と理事会などが重なったときはどうします?

高桑
こういうときに僕の中で何を考えるかというと、その場で僕は唯一なのか、それともその他大勢なのかかな。唯一のところには絶対にいなくてはいけないから。
西野
特に入ったばっかりのメンバーは言われたことを全部やろうと思うからつらいんだよ。たいてい同じ役職の子もいるんだし、さらに副委員長もいるし、それ以外にも委員会メンバーもいる。そういった人に頼ればいいんじゃないかな。
高桑
特に会社からお願いされてJCに来てる人って社内では相当選ばれた人で、社を代表してきているという風に思っちゃったりするよね。それ自体は悪いことじゃないんだけれど、そういう意識があるから企業から来た人はがんばり過ぎちゃう。だからバランスを取るのが大事だよね。

JCに入ってよかったことは?

西野
単純に知り合いが増えてよかったよね。仕事もそうだけれどそうでないところも。全体含めていい人脈ができました。
高桑
僕は特に山梨から来たんで人脈という点は大きかったですね。変な人も多いけれど(笑)、色んな人と出会えて本当に勉強になりました。同じような環境で同じような悩みを持っている人もいるからそれもよかった。僕にとっては本当によい場で、これ以上無い場所だと思う。ここにいる皆様とも出会えたんだし。
一同
(笑)
宮田
僕も同じでやっぱり人脈。たまたま今日、設立したばかりのとある会に行ったんですけど、70人くらいいる中のその三分の一くらいがJCメンバーだった(笑)。そういう経済交流会みたいなところにいっても行って知らない人ばっかりじゃなくて、示し合わさなくても必ず知り合いがいるから心強いよね。ここにいれば、良いも悪いもあると思うけれど金沢に色んな知り合いが出来て仕事も円滑にすすめられると思う。仕事でもプライベートでもいいメンバーがそろっていると思います。
高桑
JCの中で不思議なのは、すでにJCを卒業されたシニアの方で、しかも所属時期がかぶっていない方にお会いしたときに、話している中でJCメンバーだったってことがわかった後の共有感というか、一気に仲が良くなる感じってなんだろう?仕事で会っても、シニアのかたと会うと後輩かって感じで一気に話がすすむ。同じ釜の飯を食ったって感じなんですかね。
一同
JCあるあるだよね(笑)。

最後に西野ご卒業生に全く金沢JCを知らない人に対して金沢JCへの入会をお勧めするコメントをいただけますか。西野ご卒業生が、今入会届を書くか書かないかのタイミングにタイムスリップしたとしたらどうします?書きますか?

西野
そうですね、タイムスリップしてもやっぱり僕はJCの入会申し込み書にサインするでしょうね。もちろん横と縦のつながりが作れるのが重要なのもあるけれど、それとは別に青年会議所でしかできない活動があってその中で、仕事以外で新しいことができるというのが一つと、それを通して、同世代にどれだけすごい人がいるのかがわかるんですよね。これは自分のモチベーションに本当に大きく影響してくる。こんな人になりたいだとか、これくらいの年でこんなことがしゃべれるなら僕もできるようになりたいだとかも大きいんじゃないですかね。同世代で活躍している人を見て、刺激を受けることが大事ですよね。

次回は「会員拡大特別委員会」の座談会をお伝えします。
おたのしみに!